くるみとの1年。ドジの思い出。 - 2010.12.29 Wed
2010年も残すところあとわずか。
私のこの1年は、クーに始まり、クーで終わろうとしています。
クーが我が家にやってきたのが1月31日。寒い日でした。
柴犬を飼おうと決心して、三重鳥海荘を訪ねて、その時に母犬と
2匹の子犬がいました。
1匹は私たちを見て「わんわん!」と吠えて寄って来ません。
もう1匹はうれしそうに尻尾を振って駆け寄って来てこちらをみつめていました。
これがクーとの出会いです。
涼はひと目でこの子が気に入って、私やとーさんが他の子犬を
見て回っている間もずっとその子から離れることなく「この子がいい」
と言い張りました。
そういうわけでクーは会ったその日にみかんの箱に入って我が家にやってきたのでした。
くるみ3か月のころ。
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私には子供のころに犬を飼った経験が二度あります。
1匹めは雑種のオスで、大食漢で
ぼーっとしているけれど気のいい犬でした。
もう1匹はドジという名の柴犬のメスです。この子はすぐお隣から
母が譲ってもらったのですが、なかなか厳しい性格で家族にも
すぐに唸って威嚇するので困りました。
晩年病気になってからもあまり大切にしてもらえないかわいそうな犬でした。
私はずっと、ドジを性格の悪い犬だったと思っていました。あの子は
かわいそうだったけれど、仕方がなかったと思っていました。
そう思いながらも、ドジは30年間ずっと忘れられない犬でした。
柴犬はもう飼うまいと決めていたのですが、やはり柴犬はずっと
好きで、よその柴犬ばかりに目が行っていました。
ある日、友人の柴犬を見て、こんな柴犬ならまた飼ってみたいと
思ったんです。明るく、人懐こくとてもかわいい男の子でした。
でも、どうしてもドジのことがあって、飼おう!とまでは思いませんでした。
飼い犬にビクビクして暮らすのはもういやでしたから。
くるみ1歳1カ月。
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2年前に母を亡くし、その翌年に長男が大学進学のため家を出たとき、さびしくて
犬の里親になろうと探しましたが、気に入ったコはよそに決まっていたりして
うまくいきませんでした。
そのころに出会った「犬の10カ条」で私はドジの気持ちが少しわかった気がしました。
ドジのことをひどく誤解していたとも思いました。
そして、もういちど柴犬を飼ってみようかな、と思いました。
きゅるちゃん
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柴犬を飼うにあたって、柴をちゃんと知らなくては。と思い、柴犬のブリーダー三重鳥海荘さんを
訪ねました。その時にドジの話を聞いてもらいました。鳥海さんは柴犬の賢さや、
性格をわかりやすく話してくださり、私は自分の接し方に問題があったことを知りました。
いま、クーと暮らして思うことは、正しく愛することの大切さです。
それはクーにはクーのカタチがあって、どの犬にも当てはまることではないけれど
こちらが大切に思っていることをちゃんと伝えればクーもしっかりと受け止めてくれて
います。クーと暮らしてみて、柴のことをちゃんと知らずにドジに悪かった、と
何かにつけていつも思います。
いまならもう少しましな飼い主になれたかな。
クーと暮らすことはドジと暮らすこと。
ドジのためにもクーを幸せにしたいとおもっています。
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今年もいろんなことがありました。
くるみと暮らし始めたことで広がったお友達の輪。きゅるちゃんの病気。
ブログの開設。ブログを通じてお友達になってくださったみなさん、
本当にありがとうございました。
くるみブログはしばらくお休みします。
次回は1月4日ごろに更新できれば、と思っております。
みなさん、どうぞよいお年をお迎えくださいね。
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私のこの1年は、クーに始まり、クーで終わろうとしています。
クーが我が家にやってきたのが1月31日。寒い日でした。
柴犬を飼おうと決心して、三重鳥海荘を訪ねて、その時に母犬と
2匹の子犬がいました。
1匹は私たちを見て「わんわん!」と吠えて寄って来ません。
もう1匹はうれしそうに尻尾を振って駆け寄って来てこちらをみつめていました。
これがクーとの出会いです。
涼はひと目でこの子が気に入って、私やとーさんが他の子犬を
見て回っている間もずっとその子から離れることなく「この子がいい」
と言い張りました。
そういうわけでクーは会ったその日にみかんの箱に入って我が家にやってきたのでした。
くるみ3か月のころ。
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私には子供のころに犬を飼った経験が二度あります。
1匹めは雑種のオスで、大食漢で
ぼーっとしているけれど気のいい犬でした。
もう1匹はドジという名の柴犬のメスです。この子はすぐお隣から
母が譲ってもらったのですが、なかなか厳しい性格で家族にも
すぐに唸って威嚇するので困りました。
晩年病気になってからもあまり大切にしてもらえないかわいそうな犬でした。
私はずっと、ドジを性格の悪い犬だったと思っていました。あの子は
かわいそうだったけれど、仕方がなかったと思っていました。
そう思いながらも、ドジは30年間ずっと忘れられない犬でした。
柴犬はもう飼うまいと決めていたのですが、やはり柴犬はずっと
好きで、よその柴犬ばかりに目が行っていました。
ある日、友人の柴犬を見て、こんな柴犬ならまた飼ってみたいと
思ったんです。明るく、人懐こくとてもかわいい男の子でした。
でも、どうしてもドジのことがあって、飼おう!とまでは思いませんでした。
飼い犬にビクビクして暮らすのはもういやでしたから。
くるみ1歳1カ月。
.jpg)
2年前に母を亡くし、その翌年に長男が大学進学のため家を出たとき、さびしくて
犬の里親になろうと探しましたが、気に入ったコはよそに決まっていたりして
うまくいきませんでした。
そのころに出会った「犬の10カ条」で私はドジの気持ちが少しわかった気がしました。
ドジのことをひどく誤解していたとも思いました。
そして、もういちど柴犬を飼ってみようかな、と思いました。
きゅるちゃん
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柴犬を飼うにあたって、柴をちゃんと知らなくては。と思い、柴犬のブリーダー三重鳥海荘さんを
訪ねました。その時にドジの話を聞いてもらいました。鳥海さんは柴犬の賢さや、
性格をわかりやすく話してくださり、私は自分の接し方に問題があったことを知りました。
いま、クーと暮らして思うことは、正しく愛することの大切さです。
それはクーにはクーのカタチがあって、どの犬にも当てはまることではないけれど
こちらが大切に思っていることをちゃんと伝えればクーもしっかりと受け止めてくれて
います。クーと暮らしてみて、柴のことをちゃんと知らずにドジに悪かった、と
何かにつけていつも思います。
いまならもう少しましな飼い主になれたかな。
クーと暮らすことはドジと暮らすこと。
ドジのためにもクーを幸せにしたいとおもっています。
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今年もいろんなことがありました。
くるみと暮らし始めたことで広がったお友達の輪。きゅるちゃんの病気。
ブログの開設。ブログを通じてお友達になってくださったみなさん、
本当にありがとうございました。
くるみブログはしばらくお休みします。
次回は1月4日ごろに更新できれば、と思っております。
みなさん、どうぞよいお年をお迎えくださいね。
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