サンバイザー。 - 2011.09.24 Sat

台風が過ぎて、少し風の強かった日のことです。
クーといつものように自転車で走っていたら、突然強い風が吹いて来て
私のサンバイザーが、吹き飛んでしまいました。






そして、雨上がりの水がたまった収穫後の田んぼに落ちてしまいました。
とても手は届かない場所で、一瞬、諦めようかと思ったのですが、
とりあえずなんとかしてみようと、クーのリードを片手に握ったまま、
田んぼのふちに腰掛けました。






足をぐ～～～～んと伸ばしますが、片足はかろうじて触るのですが、両足で挟もうとすると
あとちょっとが届かない。。。

座りなおしては、何度もやってみるけれど、届いたと思ったら、少～し向こうに
押し出してしまったり。なかなかうまくいきません。






ここまで来たら、もう、やるっきゃない！！っと、ついに片足を水浸しの田んぼに入れて
出来るだけ体重をかけないように気を付けながら、手を伸ばしました。

このとき、片手にはリード、片足は縁石。。。と言う具合ですから、どんな
格好かは、ご想像くださいね～。

う～～～ん！！と頑張ってなんとかサンバイザーを取ることが出来ました～（嬉）

すると、クーが、とっても喜んだんですよ。
サンバイザーをクンクンして、シッポを振ってはしゃいで見せてくれました。
「かーさん、良かったですね～」

「ああ、クーも家族なんだな。」って思いましたよ。






なにも持たないワンコでも、私の大事なものだと理解したのが、不思議なような、
ちょっとうれしい出来事でした。

喜びを倍にしてくれたクーにポチッとおねがいしまーす！

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